振袖や留袖などの着物は、日本の女性をより美しく見せてくれる特別な存在です。
着物を着た日は普段よりもエレガントな仕草を意識して、美人度をアップさせてはいかがでしょうか。
姿勢を良くする
和装・洋装を問わず、姿勢が良いと立ち姿だけでも美しく見えるものです。
草履や下駄の鼻緒を足の親指でしっかりとつかみ、肩と床が平行になるように意識し、身体の真ん中に一本線が通っているように真っ直ぐ立つようにします。
着物の襟足から伸びる長い首は、艶やかな美しさを演出する大切な要素です。
猫背になり、あごを突き出さないように、しっかりと頭を支えましょう。
歩き方
裾が乱れないように軽く「立てづま」を押さえて、歩幅をやや小さめに内股気味で歩くと優雅に見えます。
歩くときは履物を引き摺ったり、大きな音を立てたりしないように注意します。
おしとやかに歩くことを意識しなくても、着物を着ると自然と歩幅は小さくなりしとやかに歩くことができます。
座り方
椅子の右側に立ち、左手で袂を持ち上げ、右手で上前を押さえて左側から座ります。
背筋を伸ばして、帯を潰さないように浅めに腰掛けます。足はきちんと閉じて、手は膝の上に置きます。
振袖であれば二枚の袖を重ねて折りたたみ、膝の上に置くようにします。
階段
階段を上る際には、右手で上前の端を持ち上げ裾を踏まないようにします。
降りる際には、上前を軽く押さえて、つま先から真っ直ぐに足を伸ばして降りるようにします。
お手洗い
上前、下前、長襦袢、裾よけの順に持ち上げ、ずり落ちないように三枚をまとめてしっかりと手で持ちます。
または、一番下に着ている裾よけを風呂敷のようにして、上の物をまとめる方法もございます。
お手洗いから出る前には、洗面の鏡の前で着物が着崩れていないかを確認しましょう。
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